垂直補強土壁タイプ
- アデムウォール工法
- アデムを盛土補強材として使用することで、盛土材に使用できる土質の適用範囲が広くなります。 また、コンクリートパネル背面に内壁を設けることにより、盛土材を十分に締め固めることが出来るため、壁面の変形を防止できます。
コンクリートパネルの設置- グリッドベルトの設置
- アデムの敷設
- 締固め
- 砕石投入
- 完成
軟弱地盤工法 アデム
- 概要
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アデムは、アラミド繊維(テクノーラ)から生まれた高強力・低伸度・低クリープひずみのジオテキスタイルで、 土を強力に拘束し、盛土補強・地盤補強に大きな威力を発揮します。
ポリエチレンネットにアラミド繊維を挿入したHGタイプ、ポリエステル繊維とアラミド繊維を交錯させたグリッド状織物に 特殊コーティングしたFタイプの2種類があります。
HGタイプはクリープを考慮した限界引張り強さ22~120kN/mと幅広く取り揃えており、適用場所に応じて、最適な品番を選択することができます。
- 特長
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- 土との摩擦特性に優れ、盛土を強力に補強します
- 耐候性、耐薬品性、耐寒・耐熱性、また耐衝撃性に優れています
- 軟弱地盤上の構造物の荷重を分散し、盛土の不等沈下を防止します
- アデムウォールにより、垂直壁(垂直擁壁の背面盛土補強)を築造します
- アデムユニットキャップ工法により緑化された急勾配盛土を築造します
- 適用例
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垂直擁壁の背面盛土の補強
緑化急勾配盛土の補強
緩斜面高盛土の補強
軟弱地盤上の盛土補強
軟弱地盤処理(包み込み補強)
- 品番/規格
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タイプ 品番 目合い(mm) 幅(m) 長さ(m) 品質管理強度(kN/m)※1 伸び率(%) 製品基準強度(kN/m)※2 クリープを考慮した限界引張強さ(kN/m) HG HG-36 100×28 1.2 30 36 4.5 34 22 HG-50 100×28 1.2 30 50 4.5 47 30 HG-60 100×28 1.2 30 60 4.5 57 37 HG-80 100×28 1.2 30 80 4.5 76 49 HG-100 50×28 1.2 30 100 4.5 93 60 HG-120 50×28 1.2 30 120 4.5 112 72 HG-150 50×28 1.2 30 150 4.5 139 90 HG-200 50×28 1.2 30 200 4.5 185 120 F F-80 18×16 2.0 50 80×80 6.0×15.0 75 44 F-100 18×16 2.0 50 100×100 6.0×15.0 90 54 F-150 18×16 2.0 50 150×100 6.0×15.0 145 87 F-200 18×16 2.0 50 200×100 6.0×15.0 180 110 - ※ 目合いは、「たて×よこ」を示す。
- ※ 品質管理強度・伸び率は、いずれも「たて」を示す
- ※1 品質管理強度:標準状態における試験環境のもとで、製品製造時に品質をチェックするために行う品質管理試験(試験片の幅[ ストランド1本] /引張ひずみ速度[50%/min])において基準となる強度
- ※2 製品基準強度:アデムが適用される補強度の設計において基礎となる強度で、性能確認試験(試験片の幅[広幅22.4cm] /引張ひずみ速度[1%/min] において基準となる強度