キャッピングシート

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ADK®シート

ADK®シートは廃棄物最終処分場や不適正処分場の環境保全を目的として開発されたキャッピングシートです。 排気物の中から発生するガスを廃棄する通気性と、有害物質が流出しないよう廃棄物中への雨水等の浸透を抑える防水性を保有します。 更に強度、施工性、安全性、低コスト等の必要条件を兼ね備えた画期的なキャッピング製品です。
キャッピングシート

構造

ADK®シートは3層構造で、シート中層部は耐薬品性に優れ、通気性と防水性を有するポリエチレン極細繊維不織布「タイベック®」を使用し、 上層・下層に保護及び補強機能のある不織布を接着しています。

「タイベック®」とは、高密度ポリエチレン100%製の不織布です。フラッシュスパン製法によりミクロン単位の極細連続長繊維がランダムに絡み合いシートが 形成されており、軽量で通気性、耐水性に優れ、住宅(ハウスラップ)、防護服をはじめ多くの用途に使用されています。

通気性と防水性を有するキャッピングシート

特長

  • 通気性 埋立廃棄物層から発生するガスを排気します。
  • 防水性 雨水等の埋立廃棄物層への浸透を抑えます。
  • 施工性 シートは軽量のため、運搬・敷設が容易で工期短縮が図れます。
  • 高強度 補強機能に優れた高強度不織布との複合構造です。
  • 安全性 昭和48年環告13号、昭和46年総理府令35号に記載されている有害物質溶出基準に合格しています。
ポリエチレン極細繊維不織布の通気・防水性
ポリエチレン極細繊維不織布の通気・防水性

性能

ポリエチレン極細繊維不織布の性能

施工手順

キャッピングシート敷設時のシート重ね合わせ部の接続方法には熱溶着、接着剤、縫製等があります。 下図は熱溶着の例です。

ポリエチレン極細繊維不織布の施工手順

施工例

ポリエチレン極細繊維不織布の施工例1

ADK®は旭・デュポン フラッシュスパン プロダクツ株式会社の登録商標です。
タイベック®はデュポン株式会社の登録商標です。